毎日鏡を見るたびに「シミも気になるし、フェイスラインのもたつきもどうにかしたい…」と、複数の肌悩みを抱えていませんか?忙しい毎日の中で、できれば1日の通院で効率よくケアを終わらせたいと思う方も多いでしょう。
色調を整える「ピコトーニング」と、形状を引き締める「インモード」。この2つの人気施術は、果たして同じ日に受けることができるのでしょうか。この記事では、同日施術の可否や推奨される間隔、メリット、そして肌への負担といった注意点まで、客観的な視点で徹底解説します。

ご自身の肌状態やライフスタイルに合った、最も安全で効果的な治療スケジュールを見つけるための参考にしてください。
1. ピコトーニングとインモードの同時同日施術は可能?結論と推奨される間隔

「ピコトーニングとインモードを同時に受けて、効率よく肌のケアを終わらせたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
肌状態に問題がなければ同日施術が可能なクリニックもありますが、肌への負担を考慮して、一般的に2週間程度の間隔を空けることが推奨されるケースも少なくありません。美容医療における組み合わせ施術は、医師の個別診断によって安全な間隔や順番が決定されるのが一般的です。
肌質や現在の状態によって適切なアプローチは変わるため、まずは無料カウンセリングで医師に直接相談し、ご自身の肌に合わせた治療計画を立てていく手順が推奨されます。
1-1. 肌負担を考慮した2つの選択肢とは?
ピコトーニングとインモードを組み合わせて受ける場合、大きく分けて2つの選択肢が考えられます。
1つ目は、通院の手間を省き、1日で一気にケアを済ませる「同日施術」という選択肢です。忙しくて何度も通院する時間を確保するのが難しい方にとって、タイパ(タイムパフォーマンス)に優れた方法といえます。ただし、レーザーと高周波(RF)という異なる熱エネルギーを同日に重ねることになるため、施術後の赤みや乾燥が出やすくなる可能性があります。
2つ目は、肌への負担を最小限に抑えるために「別日に分けて施術する」という選択肢です。それぞれ単体で施術を受けた際の肌の反応を確認してから次の治療に進めるため、より慎重に肌を労わりたい方に向いています。
どちらの選択肢が適しているかは、現在の肌の炎症の有無や、過去のレーザー治療での反応などによって異なります。最終的な判断は、事前のカウンセリングで医師としっかり話し合って決定することが大切です。
1-2. なぜ一般的に2週間程度の間隔を空けることが多いのか?

ピコトーニングとインモードを別日に受ける場合、多くのクリニックでは「2週間程度」の間隔を空けるよう案内されることが一般的です。これには、肌への熱ダメージの蓄積を防ぐという大きな理由があります。
ピコトーニングはレーザーを照射して表皮のメラニン色素に働きかける治療であり、インモードは高周波(RF)を用いて真皮層から皮下脂肪層に熱を加える治療です。それぞれターゲットとする層は異なりますが、どちらも肌に熱エネルギーを加えるという点では共通しています。
同日に、あるいは数日といった短い間隔で連続して熱を加えると、肌のバリア機能が一時的に低下し、赤みや乾燥、炎症が長引くリスクが高まります。そのため、1回目の施術後に肌のバリア機能が落ち着き、ターンオーバーが正常に働き始めるまでの目安として、2週間程度の間隔を設けることが多いとされています。間隔を空けることで、肌トラブルのリスクを抑えつつ、それぞれの施術の良さを引き出しやすくなります。
2. ピコトーニングとインモードの違いとは?色調と形状の目的別比較

専門用語を使わずにシンプルに表現すると、ピコトーニングは「肌の色調(色味)」を整える治療であり、インモードは「顔の形状(フェイスラインや輪郭)」を整える治療です。ご自身の悩みがどちらに当てはまるかを知ることで、より満足のいく選択につながります。
2-1. 色調(シミ・肝斑など)を整えるピコトーニングの3つの特徴とは?

ピコトーニングは、肌の「色調」に関する悩みの改善が期待できる治療です。具体的には、以下のような3つの特徴があります。
- 顔全体のトーンアップ:低出力のレーザーを顔全体に均一に照射することで、肌のくすみを和らげ、明るい印象へと導く効果が見込まれます。
- 肝斑や色むらのケア:従来のレーザーでは刺激が強すぎて悪化するリスクがあった肝斑に対しても、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い照射時間で優しくアプローチできるのが強みです。
- ダウンタイムが短い:肌の表面に強いダメージを与えにくいため、施術後の赤みは数時間から1日程度で落ち着くことが多く、メイクをして帰宅することも可能です。
ピコトーニングは、シミやくすみ、肝斑といったメラニン由来の悩みを持つ方に適した施術です。1回で劇的に変わるというよりも、複数回繰り返すことで徐々に色調が整っていく傾向があります。
2-2. 形状(たるみ・引き締め)を整えるインモードの2つの機能とは?

一方のインモードは、顔の「形状」をすっきりさせるための治療です。インモードには、主に「MiniFX」と「Forma」という2つのモードが搭載されており、それぞれ異なるアプローチで輪郭を整えます。
- MiniFX(ミニFX):皮膚を吸引しながら高周波(RF)を照射し、皮下脂肪層に熱を加える機能です。約40〜43℃の熱でアプローチすることで、脂肪によるフェイスラインの厚みや二重あごのもたつきの改善が期待できます。
- Forma(フォーマ):真皮層に高周波を照射して熱を与えることで、コラーゲンの生成を促し、肌の引き締めとハリ感の向上を目指す機能です。
これら2つの機能を組み合わせることで、脂肪を減らしてボリュームを抑えつつ、皮膚を引き締めるというトータルな形状ケアが可能になります。メスを使わずに小顔効果やリフトアップ感を得たい方に向いている施術です。
3. 順番はどうする?インモードとピコトーニングを同日施術する場合の流れ

メーカー(InMode社やレーザー機器メーカー)からテキスト形式で公開された組み合わせや順番の公式指針は存在しませんが、美容医療の現場では、熱エネルギーの性質や肌への影響を考慮して、一定の順番で案内されることが一般的です。クリニックで推奨されることが多い施術の流れについて、客観的な視点から解説します。
3-1. 同日施術の場合、どちらを先に行うのが安全で効果的な順番なのか?
インモードとピコトーニングを同じ日に受ける場合、多くのクリニックでは「インモードを先に行い、その後にピコトーニングを照射する」という順番が採用される傾向にあります。
この順番が推奨されることが多い理由として、肌の温度変化が挙げられます。インモードは高周波(RF)を用いて真皮や皮下脂肪層の温度を40〜43℃程度まで上げる治療です。先にインモードで肌の深部をしっかりと温めてからピコトーニングを行うことで、代謝が促された状態の肌にレーザーを照射でき、効率よくケアを進めやすいという見解を持つ医師が少なくありません。
逆に、ピコトーニングを先に行ってしまうと、レーザーの刺激で表皮が敏感になっているところにインモードの熱と吸引が加わるため、赤みや痛みが強く出やすくなるリスクが懸念されます。ただし、これらはあくまで臨床現場での一般的な慣習であり、機器の出力設定や患者の肌状態によって最適な順番は変わります。実際の流れは、担当医師の判断に従うことが最も安全な選択です。
3-2. ピコトーニングとインモードを組み合わせる2つの相乗効果とは?

異なるアプローチを持つピコトーニングとインモードを組み合わせることで、以下のような2つのトータルケアのメリットが期待できます。
- 「色調」と「形状」の同時アプローチ:ピコトーニングで肌表面のくすみや色むらを和らげつつ、インモードで脂肪のボリュームを抑えて肌を引き締めることで、顔全体の印象をより明るく、すっきりとした状態へ導く効果が見込まれます。
- ハリ感と透明感のサポート:インモードのFormaモードによる熱刺激はコラーゲン生成を促し、肌の弾力アップをサポートします。そこにピコトーニングによるメラニンケアが加わることで、内側からのハリと表面の透明感を同時に育むことが期待されます。
このように、層の異なる悩みに対して一度にアプローチできる点が、組み合わせ治療の大きな魅力といえます。(※効果の現れ方には個人差があります)
4. 副作用とダウンタイムは?インモードとピコトーニングの同日施術の肌負担とリスク管理
特にレーザーと高周波(RF)という2種類の熱ダメージが同じ日に加わるため、単体で受けた時よりもダウンタイムが長引く可能性があります。事前にリスクを理解し、適切なアフターケアの準備をしておくことが大切です。
4-1. 肝斑がある場合、熱エネルギーの刺激で悪化するリスクとは?

ピコトーニングは肝斑のケアにも用いられる優しいレーザーですが、同日施術においては注意が必要です。肝斑は、熱や摩擦といったわずかな刺激によっても悪化しやすい、非常にデリケートな性質を持っています。
そこにインモードの高周波(RF)による熱エネルギーが加わると、肌内部に強い熱がこもり、その刺激が引き金となって肝斑のメラニン生成が活発になってしまうリスクが考えられます。そのため、「肝斑が濃く出ている時期は、熱を加えるインモードとの同日施術は控えるべき」と判断するクリニックも多く存在します。
ご自身のシミが肝斑なのか、それとも一般的な日光性のシミなのかを自己判断するのは難しいため、施術前には必ず医師による詳細な肌診断を受けることが重要です。
4-2. 同日施術後のダウンタイムの具体的な3つの鎮静方法とは?

同日施術を受けた後は、肌が普段よりも熱を持ち、乾燥しやすく、バリア機能が一時的に低下した状態になっています。PMDAの安全性情報などでも、これらの機器による主な有害事象として赤みや腫れ、炎症後色素沈着(PIH)が報告されています。これらを早く落ち着かせるためには、以下の3つの鎮静ケアが推奨されます。
- 徹底した保湿:施術後の肌は水分が逃げやすくなっているため、低刺激で高保湿な化粧水やクリームをたっぷり使い、肌のバリア機能をサポートしてください。
- 厳重な紫外線対策:レーザー照射後の肌は紫外線の影響を強く受けやすく、色素沈着のリスクが高まります。日焼け止めをこまめに塗り直し、日傘や帽子を併用して肌を守りましょう。
- 血行を過度に促進しない:施術当日から数日間は、激しい運動、長時間の入浴、サウナ、過度な飲酒など、体温を急激に上げる行為は避けてください。赤みや腫れが長引く原因となります。
5. ピコトーニングとインモードの同時施術がおすすめな人・向いていない人

最後に、どのようなタイプの方に同時施術がおすすめで、どのような方は別々に受けるべきなのか、判断の目安をまとめます。ご自身の希望やライフスタイルと照らし合わせてみてください。
5-1. 同時施術(同日施術)による効率アップがおすすめな人の3つの特徴とは?
同日施術がおすすめなのは、主に「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する方です。具体的には以下のような特徴に当てはまる方に向いています。
- 何度も通院する時間を確保するのが難しい方:仕事や家事が忙しく、クリニックに通う日数をなるべく減らしたい方にとって、1日で2つのケアを済ませられるのは大きなメリットです。
- 色調と形状の両方を一気にケアしたい方:「シミやくすみも気になるけれど、フェイスラインのもたつきもなんとかしたい」という複合的な悩みを持つ方に適しています。
- 肌が比較的強く、ダウンタイムが取れる方:過去のレーザー治療で赤みやトラブルが長引いた経験がなく、施術後に数日間のダウンタイム(赤みや乾燥)が出てもスケジュール的に問題がない方に向いています。
5-2. 肌負担を避けて別々に受けるべき人の2つの特徴とは?
一方で、安全性を重視し、肌への負担を最小限に抑えたい方は、2週間程度の間隔を空けて別々に施術を受けることをおすすめします。以下の特徴に当てはまる方は、無理に同日施術を選ばない方が無難です。
- 肝斑が濃い、または肌に炎症がある方:前述の通り、肝斑は熱刺激で悪化するリスクがあります。また、ニキビの炎症が強い場合なども、肌状態が落ち着くまでは熱を重ねる施術は避けるべきです。
- 赤みや腫れが長引くと困る方:「近々大切な予定がある」「ダウンタイムをできるだけ短くしたい」という方は、万が一のリスクを考慮して、間隔を空けて1つずつ肌の反応を確かめながら治療を進める方法が推奨されます。
自分に同日施術が向いているかどうか迷った場合は、まずは専門医のカウンセリングを受けることが失敗しないための第一歩です。プロの目で肌状態を見極めてもらい、最適な治療スケジュールを提案してもらいましょう。
毎日鏡を見るたびに「シミもたるみもどうにかしたい…」と悩んでいるなら、まずはプロの客観的な診断を受けてみることをおすすめします。美容医療は、一人ひとりの肌状態に合わせた安全な治療計画が何よりも大切です。気になった方は、まずは無料カウンセリングで、ご自身の肌に最適な間隔や組み合わせを相談してみてはいかがでしょうか。



